待ち望んでいた十二日目を見に行けました。
普段電車に乗らない私ですが、
久しぶりの総武線でした。
小雨のぱらつく中、
両国につき、国技館へと向かいました。
チケットを出し、
もぎりの人に出そうと思ったら、
「おおっ、
元旭豊、立浪親方じゃないっすか」
と、突然のナイスハプニングに、
握手をしてもらいました。
まさか、もぎりを親方が自らやるとは、
親方も大変だなあとおもいながら、
「握手してもっらていいですか」と聞くと、
「あ、はい」と、照れ笑いを浮かべて、
ごっつい手で気さくに握手してくれました。
「おお、いい人だなあ、旭豊、
伊達に松平健の顔してないなあ」なんて思い、
嬉しい気持ちになって国技館内へ。
久しぶりの国技館は、やはり気持ちが高揚します。
行司さんの掛声が聞こえる中、
魁皇弁当と焼き鳥とシュウマイと日本酒とビールを買い、
マス席に座りました。
西方からは、結構いい席で、
申し分なく取組が見えました。
ちょうど昼時で、
朝から何も食べていなかったので、
むしゃむしゃ食べながら幕下を見ていました。
すると、なんだか常連と思われる女が叫んでいるわけです。
「そんな勝ち方して、うれしいかね!」
はっきり言って、怖いです。
どう、怖いかと言いますと、
ちょっと危ない人っぽいからです。
はっきり言うと、
迷惑おばさん系な訳です。
突然ぶつぶつしゃべりだし、
でっかな声で怒りだすわけです。
しかも、ブーツでどかどかマス席を移動しています。
「あ~あ~あ~、こりゃ、変な奴の近くに来ちまったなあ」
と思っていたのですが、まあ、無視しようと、
すると今度はその仲間内みたいのがいて、
超望遠レンズのカメラを首からさげた、
変な気持ち悪いまことちゃんみたいな女がやってきたのです。
そいつもずーっと、ひとりでしゃべっています。
歌とか歌っちゃっています、力士の名前の。
勝手に自分で作った歌詞。
そして応援の仕方が、
まさしくアキバのおたくみたいな感じなのです。
ひとりでアイドル応援している感じ。
ほうほう、なるほど。
デブ専なわけですな。
要するにストーカー系のファンな訳です。
力士の名前を歌いながら、写真をとりまくるわけです。
おいおいおい、
中尾彬ばりにつっこんでしまいましたよ。
気持ち悪いなあと思いながら、
まあ、無視しようと、飯を食いおわり、
まだ十両まで時間がありそうなので、
グッズなどを見に行きました。
相撲カードなるものがあるわけです。
初めて知りました。
5枚ひと組で300円。
しかもいらない力士のカードをトレードできる、
トレードコーナーもあるわけです。
ここはひとつと思い、
豊真将、垣添、日馬富士、高見盛、魁皇、武州山、琴国、
出て来いと思い、ちょっぴり大人買いで3パック買ってみました。
駄菓子屋気分。
すると、魁皇と、高見盛と、琴国と、日馬富士が出ました。
おお、結構な勝率。
千代大海なんていらんわ!と思い、残りのカードを
トレードに出し、そのトレードコーナーから他の力士を探しました。
するとなんと、そこに1998年の旭豊があるではありませんか。
「親方~!」っつう感じで、さきほど握手してもらった縁でしょうか、
こんなところで再び発見。
しかもかなりレアなカード。
そっこく琴奨菊とトレードですよ。
しかし、残念なことに、豊真将は見つかりませんでした。
まあ、仕方ないと、まるで子供になった気分で、
カードをバッグにいれ、席に戻りました。
途中、売店でトランプを見つけました。
力士トランプ。
ちょっと笑ってしまいまして、
これ、買ってみよう。
1050円。
結構する。
まあいいや、おもしろいから。
どんなトランプかよくわからないまま、
なぜかカード類を無駄に持った男が席に戻りました。
十両土俵入りからじっくり相撲を見ました。
琴国関。
ナイスだよあんた。
良かったねえ。
勝てて、とても嬉しかったです。
そんな高揚感の中、相撲はすすんでいきます。
普段はアホなNHKの解説を、無駄に聞かなくてはいけませんが、
生で見ると自分の世界で見れるから良いものです。
しかし、時たま、先ほどの気持ち悪い迷惑おばさん達が、
視界に入りました。
しかも今度は隣の親父がやたらうるさいことに、
気がつきました。
隣の親父は、
歳は50代後半、60代前半くらいのおっさんです。
落ち着きがありません。
まず、うるさいのです。
ずーっとしゃべっているんですよ、隣のばばあと。
奥さんでしょうね。
まったく相撲など知らないおくさんに、
そのおっさんのあっさーい知識を、
やたらに披露しているのです。
その相撲知識がしょぼいんですよ。
テレビで聞いたような内容を、
そのまま話しているのです。
しかも永遠と。
「あー、うるせえなあ」と思っていると、
今度は超でかい声でいきなり掛声ですよ、おっさん。
まあ、応援はわかりますが、
そんなに叫ばなくても。
すると前のキモ悪女も叫ぶわけです。
うるさい。
まあ、いいや。
せっかく来たのだから、俺も楽しもう。
大体にして、相撲を知らない人ほど、
騒ぐんですよ。
くそ、金さえあれば、もっといい席で見られるものを。
仕方無い、貧乏男だからな。
早くも、幕内土俵入りです。
いよいよという感じです。
何せ、今日はバルト対アホ青龍ですからね。
胸が高まりますよ。
そして横綱土俵入り。
朝青龍は人気ありませんねえ。
テレビで応援している人を結構見ましたが、
あれは情報操作ですね。
そうとう、国技館は冷ややかでした。
辞めちまえくらいのオーラが出ていましたが、
隣の韓国人はやたらと応援していました。
所詮、外人には日本の武士道は理解できないみたいです。
前半戦、
垣添関が負けてしまったのは、とても悔しかったです。
テレビには映っていませんでしたが、
垣添関もそうとう悔しがっており、
土俵を殴っていましたからね。
私よりも年下ですが、小さな垣添関の闘志や、
相手を思いやる心が好きなんですよね。
残念でした。
豊真将、武州山、ともに良い内容で勝ちました。
二人とも苦労している分、
とても嬉しかったです。
そして高見盛。
館内とても湧きました。
内容も面白かったですし、
一生懸命な姿が、印象的でした。
あれよあれよと言う間に、
もう幕内後半戦ですよ。
木村正直はあいかわらず、ばたばた行事をしていました。
「あ~、もう終わっちゃうなあ」と思って見ていると、
もう早くも日馬富士です。
「がんばれよ」心で応援です。
勝ってくれました。
とても嬉しかったです。
まったく、なんで白鵬に勝って朝青龍に負けるんだよ、
逆だよ逆。
空気読めてないなあと、内心日馬富士に文句を言いながらも、
勝ってくれたことに喜びいっぱいでした。
魁皇も勝ち、私のひいき力士の勝率はとても良いです。
こりゃ、最高だ。
キモ悪観客を除けばあとは良いことばっかりだ。
後は、白鵬が勝って、
バルトががっつりアホ青龍を投げ飛ばしてくれて、
今日はジエンドだと思っていました。
すると、館内に放送。
「琴光喜休場により、白鵬の不戦勝です」
「エ~~~~~っ!
うそ~ん」
館内には知らなかった人が多かったらしくどよめいていました。
俺だって、知らなかったし、まじかよ。
なにやってるんだよ琴光喜。
くしゃおじさんんみたいな顔して。
おいおいおい、
またナカオアキラでつっこんでしまいましたよ。
せっかく横綱の相撲が見れると思っていたのですが、
まあ、仕方ない。
バルトにがっつり勝ってもらいましょう。
バルトは、熊谷巡業でサインもしてもらいました。
おお、相撲カードにもバルトが紛れていました。
これはいける。
そう、思い。
結びの一番です。
あさしょうりゅう負けろ~
あさしょうりゅうに勝てよバルト~
いろんな掛声が飛んでいました。
隣の韓国人は、すんげえ臭い香水をプンプンさせて、
アホ青龍をでっかな声で応援しまくりです。
「まけろ~まけろ~。」
念を飛ばしました。
「勝てよバルト~、勝てよ~」
さらに念を飛ばしました。
まじっすか。
あっけなく負けました、バルト。
隣の韓国人おおはしゃぎ。
うるせえっつんだよ。
バルト~、
お前は今日からバルチョだ。
バルチョと呼んでやる。
熊谷でサインしてくれた時も、
めんどくさそうに書きやがって。
しかも横文字で。
バルチョめ、貴様、何やってんだよ。
そんな訳で、
非常に面白かった訳です。
堪能しました。
あ~、面白かったと、
国技館を後にし、
電車の中で居眠りし、
家に着いたわけです。
そうそう、そう言えばと、
売店で買った力士トランプを開けてみたのです。
すると、4枚のカードがバラで別に入っていました。
「なんだこりゃ?」
そう思って、見てみると、
将司、光龍、栃ノ心、日馬富士のカードです。
「なにこれ?」
まあ、よくわからないまま、
パックしてあるトランプを出しました。
ジョーカーは木村庄之助です。
思わず笑いました。
「そうだよな、ジョーカーの力士がいたら、
可哀想だもんな。」
パラパラ一枚一枚見ていると、
「おお!」
「これは!」
もしかして、、、
さらに他を見てみるとやはり、、
若ノ鵬、露鵬、白露山。
大麻マンじゃないっすか!。
なるほど、在庫がはけるまえに、
辞めさせられたのね。
まだ在庫残っているから、
新しい力士を入れたと。
レアですよ。
かなりレアカードですよ。
先ほどの立浪親方の旭日豊1998カードバリですよ。
かなりウケました。
そしてもう一枚は安馬。
これも貴重。
シメシメの顔で私の今場所は終わりました。
今日は13日目ですか。
もう、なんだかどうでもよくなってきました。
いやいや、
なんとしても、アホ青龍に優勝されないように、
みなさんで他の力士を応援しましょう。
それでは、長い文章お疲れ様でした。
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